フランスの水道水、石灰対策
みんなお困りフランスの水道水についてです。
シャワー後髪がぱさつく、
お風呂場が汚れやすい、
電気ケトルに白いものがびっしり…
それもこれも日本の水道水に比べてミネラル、石灰(仏:CALCAIRE)とマグネシウムが多いというのが理由。
かくいう私も在仏当時に朝水道水で顔を洗っていたら目のまわりがガビガビになってしまいました。肌が弱いわけではないのに!
シャワーしてもシャンプーなどがなかなか流れず無駄に水を使ってしまったりも。
フランスでは日本と違い毎日シャワーを浴びる習慣自体がありません。私も髪が痛むことを鑑みてシャワーは1日1回ですが洗髪は3日に一回程度。聞き込みによりやはり問題は水道水に含まれる石灰。なので洗髪後薄めたホワイトビネガーでゆすぐなどして石灰が地肌や髪につくのを防いでいました。
水が合わないだけなのにじわじわくるストレス。3日に一回の洗髪でも水質のせいでゴワゴワしてさっぱりしない。
水で悩んでるヒトも多いのではないでしょうか。
シャンプーを変えたり石鹸を変えたり試行錯誤していましたが本質が変わらないことには…
当のフランス人はというと、もともと生まれたときから使っている水道水慣れているからいいのかと思ったらそうでもないみたいで、北から引っ越してきたばかりの義両親も前の居住地より「水道水の石灰が多くて…」とご不満。
元栓に石灰フィルターをつけていたのですがイマイチ。
そして義父がついに見かねて…
ADOUCISSEURを買ってきました。(高っ)
これはいわゆる塩をつかって石灰とマグネシウムを取りのぞくマシーンです。水道水の元栓につけて動かします。
水が劇的に大変化!!!! 素晴らしい。
石鹸カスがちゃんと流れる。
ケトルに石灰が残らない。
…お金さえ積めばなんとかなるんだな、と
思った瞬間でした。
ただ…水が若干しょっぱい。
あと環境に悪いとの危惧もあるようです。